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オムニチャネルの時代-アパレルメーカーの取り組み

2018.03.16

オムニチャネルは、実店舗やECサイトなどとの垣根をなくし、在庫やユーザー情報をシームレスに管理します。そうすることで、消費者とあらゆるチャネルで接点を持つことです。チャネルが多様化する中、ユーザーはチャネルの違いを意識せずサービスや製品を購入できるようになります。

オムニチャネルは、店頭で商品を確認し、ウェブで安く購入する消費者行動「ショールーミング」への対策としてはじまったとも言われています。

これまでのショールーミングへの対策は、WEBで店頭用クーポンを配布して店頭に呼び込む「O2O(Online to Offline)」が主流でした。しかし、その逆でWEBで商品を知って店頭で購入する「ウェブルーミング」も、ショールーミングと同じくらい多くなっています。

オムニチャネルは、ショールーミングやウェブルーミングをいずれも問題にせず、ユーザーとコミュニケーションがとれることが特徴です。

アパレルメーカーのオムニチャネル事例

アパレルメーカーのオムニチャネルへの取り組みはさまざまですが、例えば以下のような事例があります。

①専用アプリに欲しいものリストを登録後、該当商品の在庫を保有している店舗の近くを通ると通知して来店を促す
②実店舗とECサイトのポイントを統一
③実店舗に在庫がない場合、その場でネットから注文。自宅、希望店舗のいずれかで受け取ることが可能に

オムニチャネルはマルチチャネルからの進化

オムニチャネルが広まる前は、マルチチャネルが主流でした。マルチチャネルは、さまざまなチャネルを展開することで、より多くのユーザーとコミュニケーションがとれることがメリットです。

しかし、ユーザー情報や在庫の一元管理はされていません。それぞれが独立しているため、機会損失を生みやすい構造だったと言えます。
例えば、ECサイトでは完売で入荷待ちのユーザーが多くいる商品が、店舗ではいつまでも残っているという状況がマルチチャネルでは存在します。

この問題点をクリアしたのがオムニチャネルです。そして、ユーザー情報がすべてのチャネルで統一されていることで、さまざまなマーケティング施策の実現もできるようになりました。

オムニチャネルが当たり前の時代へ

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オムニチャネルを大きく展開させ、さまざまな取り組みを実現させるには、多くの努力と膨大な資金が必要です。しかし、スマホによってインターネットが普及した現在、オムニチャネルによる購買体験は、ユーザーにとっても当たり前になりつつあります。アパレルメーカーもまた、オムニチャネルへの取り組みが期待されるのではないでしょうか。

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