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アパレル業界のM&A – メリットと近年の動向

2018.04.17

イメージM&Aとは、Merger and Acquisitionの略称で「合併と買収」を意味します。広義では、合弁会社設立や、業務提携、OEM提携なども含みます。
国内でも事業譲渡を含むM&Aが活発で、アパレル企業も例外ではありません。
市場の縮小と大手ファストファッションの台頭で競争が激しくなり、差別化できないアパレルメーカーは窮地に立たされています。その中にあって、アパレル業界に絡むM&Aの動きが活発になってきています。

アパレル業界におけるM&Aのメリットとは?

▼M&A買い手側メリット

・アパレル事業の拡大・多角化ができる
・経営に必要な人材・資源・ノウハウが手間や時間をかけずに手に入る

▼売り手メリット

・従業員・取引先・顧客を引き継ぐことができる
・廃業コストを削減できる
・事業規模に見合ったキャピタルゲインを受け取ることができる
・事業の拡大および発展が期待できる

ライザップ、国内アパレルメーカーのM&Aに積極的

キャッチーなCMで一躍有名になったパーソナルジム・ライザップを運営するライザップグループ。近年、M&Aに積極的で投資家の注目を集めています。
ライザップが手掛けるM&Aの中心にあるのはアパレルです。
レディースアパレルをネット販売する夢展望、カジュアルファッションのジーンズメイトも、現在はライザップの子会社です。いずれも運営にその道のプロと呼ばれる人材を投入し、赤字続きである経営状態の立て直しを図っています。2016年の秋にはライザップ自体がアパレル業界に参入することを発表し、2018年現在、すでにECショップを展開しています。
アパレルブランドの買収目的は、事業の多角化やブランディングなどがあります。そして、アパレル業界参入の足掛かりでもあると言われています。

飲食店をアパレルメーカーが買収する理由

イメージアパレルメーカーによる飲食店買収も目立ちます。近年、飲食店を運営するアパレルブランドも増えた印象です。
衣食住は生活の基本であり、それらすべてを提供することで顧客に服だけではない、ライフスタイルの提案をしています。顧客へブランドの世界観を体感してもらい、ファンを増やす目的があるとも考えられます。

 

アパレル業界に限らず、M&Aには売り手・買い手にそれぞれの目的があります。その目的は、新規事業への参入や販路の拡大、ECサイトへ取り組みなどさまざまです。
M&A後、売り側、買い手側にどのような変化が起こるのか。その変化に注目されます。

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